安置方法について|東京都北区にあるペット霊園「東京動物霊園」

ペットが亡くなったら

万が一のとき。
最良のお別れの日を
迎えるために

このページには、愛するペットを亡くされたばかりの方に、はじめにしていただきたいことをまとめています。
かけがえのない家族を亡くしたとき、きっとすぐにはそのことを受け止められないことでしょう。しかし、そのままにしておけるわけではありません。

ペットのお葬式では、人間のお葬式のような「通夜」「告別式」といった形式はほとんどとられていません。心を落ち着かせて、ゆっくりとお別れの支度をしてあげてください。

充分なお別れの時間をとることは、亡くなったペットだけでなくご家族の心のケアという意味も含まれています。急いでしまってあとで後悔をすることがないように、最後の時間を一緒に、大切に過ごしましょう。

かけがえのない家族を亡くしたとき、きっとすぐにはそのことを受け止められないことでしょう。しかし、そのままにしておけるわけではありません。
やすらかに旅立っていけるよう、心を落ち着かせてゆっくりとお別れの支度をしてあげてください。
充分なお別れの時間をとることは、亡くなったペットだけでなくご家族の心のケアという意味も含まれています。急いでしまってあとで後悔をすることがないように、最後の時間を一緒に、大切に過ごしましょう。

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まず、心を落ちつかせてください

愛するペットの突然の不幸でどうしても気が動転してしまい、冷静ではいられないのはしかたのないことです。しかし、取り乱してしまっては、より悲しみが深まるばかりです。

不安な気持ちでいっぱいだと思いますが、まず、すこしでも心を落ち着かせるようにしてください。
ゆっくりと深呼吸をするのも効果的です。

<死亡の確認について>

獣医師が行うのが最も確実ですが、ご自身で確認される場合は、まず、以下の3点をみてあげてください。

  1. 呼吸停止の確認:お腹の動きなどをみて呼吸の有無を確認してください。
  2. 心拍、脈の停止の確認:胸のあたりに手を当てて鼓動の有無を確認してください。
  3. 対光反射の消失:目に光をあてて瞳の反応の有無を確認してください。

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そっと、安置してあげてください

  • 1.目や口をとじる

    お体があたたかいうちに目や口をとじてあげてください。

    ※とじないこともありますので、そのままでも心配ありません。

  • 2.姿勢を整える

    お体があたたかいうちに両手両足を
    胸の近くに丸めるように姿勢を整えてあげてください。

    死後硬直は、亡くなってから数時間(2~3時間ほど)で始まります。季節、気候、気温など、状況によっても変わりますが、感覚としてはすぐ始まってしまいますのでなるべく早く整えてあげてください。

  • 3.お清め

    お体を清めてあげてください。

    ブラシなどで毛並みをととのえ、固く絞ったタオルなどでやさしく体を拭いてあげます。
    水分、汚れをとってあげてください。

  • 4.場所をつくる

    安置する場所を作ってあげてください。

    愛用していたベッドなどでもよいですが、ダンボールなどでできた箱にタオルやペットシートを敷いて納めてあげてもよいです。お体が大きい場合は、バスタオルやシーツなど、やや大きめのものにしておくと、数人で持ちやすくなり移動がしやすくなります。

  • 5.体をふく

    体液や排泄物が出る場合は、繰り返しふいてあげてください。

    自然現象のため心配ありません。時間がたてば落ち着きます。状況に応じて脱脂綿等を詰めてあげてもよいでしょう。

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冷やしてあげてください

ご遺体はできるだけ低い温度で安置してあげてください。保冷材などでお腹を中心に冷やしてあげるとよいでしょう。
安置しているお部屋の温度もできるだけ下げたほうがよいでしょう。
お体に水分が残ると腐敗が進む可能性があるため、保冷剤などは布を巻いてお使いください。

保冷剤

いわゆる「100円均一スーパー」などでも比較的手に入りやすいものです。多めに用意して、交換してお使いください。水分が出やすいので、保冷剤のまわりをキッチンペーパーなどで覆うとよいでしょう。

ドライアイス

インターネット通販などで購入でき、保冷剤よりも効果的です。二酸化炭素を発生するため、ご使用の際は換気をよくして窒息や酸欠による事故にご注意ください。また、お体の大きさに合わせて適切な量を使いドライアイスが体に直接触れないよう、布やタオルを巻いてご使用ください。

上記のいずれよりも効果は弱いかもしれませんが、安全に使用できます。水分がご遺体に触れないよう、ビニール袋等にしっかり入れ、さらにタオル等を巻いてご使用ください。

  • ご自宅等で安置できる期間について

    ご遺体の状態、室内の温度等の状況よりますが、ご自宅等で安置できる期間は、常温では一般的に冬場は2~3日、夏場は1~2日です。冷やしてあげると、この期間は何日か延ばすことができます。

  • お見送りの準備をはじめてください

    ご遺体を安置したら、お花や好きだったおやつ、お線香などを供えてあげるのもよいでしょう。
    好きだった食べ物など、一緒に火葬してあげたいものをご用意してください。

    火葬できるもの お花、好きだった食べ物、愛用品(ごく小さなもの)など
    火葬できないもの 缶詰、金属・プラスチックを含むもの、ベッド・毛布などの化学繊維を含むものなど

    立会葬をご希望の場合は、遺影用の写真も準備をしておくとよいでしょう。
    ※お写真は、必ずしもなくてはならないものではありませんので、なくても大丈夫です。

    お別れの時まで声をかけたりやさしくなでたりしてあげてください。
    悲しみをがまんせず、たくさんの想いを伝えてあげながら最後の時間をお過ごしください。

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当霊園へ、ご連絡をお願いします

ご用意をしながら、早めに当霊園へご連絡(お電話、LINE)をお願いいたします。
ご要望を確認のうえご遺体をお迎えに伺います。ご遺体を直接霊園にお連れいただくことも可能ですのでご希望をお伝えください。
ご火葬は、日によって混み合う場合もありますので早めのご連絡をおすすめいたします。

まとめ

ここまでご説明したように、愛するペットが亡くなってから、
しっかり安置してあげることで、
ゆっくり気持ちを落ち着けてからお別れをすることができます。

最後の時をどう過ごすのかは、亡くなったペットにとっても
遺された家族にとっても大切です。

「やすらかに眠ってほしい。」
「あの子らしいお別れってどんなだろう。」
家族でしっかりと話し合い、納得のいく方法を考えてあげてください。
はじめてで分からないことなどがあれば、お気兼ねなくご連絡ください。
みなさんの想いを込めたお見送りとなるよう、丁寧に対応いたします。